こんばんは!晩酌ブロガーのたなしょーです。
今回ご紹介するのは、大分県に位置する久住蒸留所のウイスキーとなります。
名称は、「久住 NEW BORN(ニューボーン) for ウイスキートーク福岡#2 58%」。
ウイスキートーク福岡2023で手に入れた限定版なので、めちゃくちゃ期待大です。
この記事では、家飲みで買うお酒を探している方に向けて「久住 ニューボーン」の魅力をお伝えして、その味わいやおすすめの飲み方、その他種類としてシリーズ品ラインナップなどを解説していきます。
「久住 NEW BORN(ニューボーン) for ウイスキートーク福岡#2」をテイスティング、味わいを評価してみた
飲み方は、ストレート・トワイスアップ・ハイボールを試しました。
【色】
濃い橙色。
【香り】
メープルっぽい甘い香り。軽い。
- フルーティー
- 10.0
- フローラル
- 8.0
- シリアル
- 4.0
- フェインティ
- 8.0
- ピーティー
- 2.0
- ウッディ
- 6.0
- ワイニィ
- 1.0
【味わい】
・ストレート
ノンピートで、ブルックラディのようなスコッチっぽい印象。
フローラルで甘い。オイリーな味わい。
独特の癖のある大麦のクリーン感がたまりません。
喉ごしにかけて、いい香りが鼻に抜けていく余韻も感じられて最高です。
・トワイスアップ
非常に滑らかな味わい。
ストレートよりも個性は弱まるが、フルーティーさは担保されているのでしっぽり楽しめるのがポイント。
・ハイボール
フルーティーさは無くなるものの、スモーキー感は残されており、たばこと相性が良さそうな味わい。麦芽の風味がより活かされています。
「久住 NEW BORN(ニューボーン) for ウイスキートーク福岡 #2」のおすすめの飲み方
おすすめの飲み方は、ストレートです!
ジャパニーズウイスキーで、しかも九州の蒸留所でここまでアイラ好みな味わいが感じられるのは感動でした!!
サントリーに劣らず、ジャパニーズウイスキー界で今後かなり上位にランクインしそうな予感。。
しかしながら、ノンピート原酒なのでそこもまた驚き。
筆者は福岡に在住なだけに、久住蒸留所にいつかは足を運びたいと感じた次第です。
めちゃめちゃ美味しいので、ぜひストレートでご堪能ください。
久住蒸留所の 商品ラインナップをご紹介
KUJU NEWBORN(ニューボーン) #1
久住ニューボーンは、久住蒸留所の初めてのリリース品。
全てノンピート麦芽でバーボンバレルで7ヶ月熟成された原酒です。
出荷本数が3,087本と少なく、現在は再販待ちです。
KUJU NEWBORN(ニューボーン) #2
#1に比べて、熟成期間が7ヶ月多い15ヶ月熟成の1本。
ノンピート原酒です。
テイスティングノートによると、メロンやオレンジピールのようなフルーティーさも感じられるのが特徴。
麦芽由来の甘味が味わえます。
出荷本数が2,900本と少なく、現在は再販待ちです。
久住ブレンデッドモルトグリーンドラム
久住の地で熟成させた海外モルトと、久住蒸溜所の ニューボーンをブレンドしたブレンデットモルトです。
Green は久住高原を一般的にイメージするカラーであることと、久住蒸溜所はまだ若い蒸溜所であることが由来。
Dram は「一杯のウイスキー」を指す言葉として定着しております。
その言葉を名に冠することでウイスキーの歴史や伝統に対する敬意を表されている1本。
定価7,000円以上しますが、気になる方は下記リンクより購入できます!
久住蒸留所とは
久住蒸留所は、2021年2月に設立された、大分県竹田市に位置する蒸留所です。
久住高原の標高約600mある冷涼な気候と雄大な自然に囲まれた地でウイスキーが作られています。
創業のきっかけは、社長の宇戸田氏が、実家の酒屋を引き継いで蒸留所として事業化したことが始まりです。
ベンチャーウイスキーの肥土伊知郎氏に教えを受け、ウイスキー製造に参入したんだそう。
熟成の樽には、主にバーボンバレルが使用されています。
他にも、シェリー、ワイン、ラム、アルマニャック、カルバドスに加え、国産樽もラインナップ。
熟成保存は、ダンネージ式で管理されています。
ゆくゆくは、ラック式も導入されるようです。
ポットスチルは、スコットランドのフォーサイス社の設計のもと作られたものを使用。
夜の6~10時にかけては、ポットスチルがライトアップされるようです。
見て見たい気持ちは山々ですが、久住蒸留所では、見学は現時点で行われておりません(2023年12月時点)。
残念。。
ただ、窓からの見学や撮影は自由みたいです。
ウイスキートーク福岡について
ウイスキートーク福岡とは、年に一度福岡で開催される九州最大のウイスキーイベントです。
九州各地で活躍する蒸留所の方々やバーテンダーを中心として運営されており、業界関係者が集結するのが魅力です。
2023年6月11日に「ウイスキートーク福岡 2023」が開催され、筆者も参加してきました。
・参加蒸留所のウイスキーが試飲し放題
・今まで巡り合わなかった蒸留所に出会える。
・ウイスキーに関するセミナーを受講できる(無料、有料あり、抽選式)
・毎年、ウイスキートーク福岡限定のコラボボトルが各蒸留所から抽選販売される
などの参加特典盛り倒しのウイスキーイベントなんです!
当日は、84個のブースが出典され、大手の蒸留所や新世代蒸留所や有名Barも出典され幅広いラインナップで楽しめるイベントでした。
九州が誇る新世代蒸留所!久住蒸留所のウイスキーはぜひストックして欲しい1本!
まだ新世代の蒸留所だけあって生産本数も少なく、流注量も少ない久住蒸留所のウイスキー。
しかしながら、その味わいには、スコッチにも劣らない味わいでフルーティーさとスモーキーさを感じることができました。
まだ体験したことがないあなたにぜひおすすめしたいジャパニーズウイスキーです。
ぜひお試しあれ!!