サントリー「山﨑NV」の特徴や味わいを徹底レビュー

サントリー「山﨑NV」の特徴や味わいを徹底レビュー

先日、サントリーが行っている山﨑蒸留所のリモート蒸留所ツアー「山﨑蒸留所 ルールのないウイスキーライブ」に参加して山﨑NVを味わう機会がありましたのでご紹介します。

「山﨑蒸溜所 ルールのないウイスキーライブ」とは、山﨑蒸留所のナビゲーターがライブ配信で蒸溜所を案内し、ウイスキーの愉しみ方をレクチャーしてくれるライブ型セミナーの見学ツアーです。

・360°視点映像のツアーで臨場感たっぷりな製造工程を見学
・ナビゲーターとチャット上で質疑応答ができるインタラクティブなコミュニケーション
・セミナー用ツール(非売品)でテイスティング体験
などを通じてシングルモルトウイスキー山﨑をより深く味わうことができるツアーとなっているんです。

この記事では、「山﨑 NV (ノンビンテージ) 」の魅力に迫り、味やその他の種類、おすすめの飲み方などを解説していきます。

シングルモルトウイスキー「山﨑」とは?

シングルモルト山﨑とは、サントリー(株)が製造するジャパニーズウイスキーです。
シングルモルトウイスキーなので、山﨑蒸溜所で造られた「モルトウイスキー(大麦麦芽のみを使用したウイスキー)」のみを原料としています。
数あるジャパニーズウイスキーの中でもグローバルな知名度を誇り、いまや日本を代表するシングルモルトウイスキーとなっています!

山﨑NV(ノンビンテージ)の特徴

山﨑NVは、スパイシーでウッディな味わいに加えて、喉越しにかけて迫り来るフルーティーな余韻ある味わいが特徴です。

さまざまなタイプの原酒の中から、苺のように甘い香りとなめらかな口あたりが特長の「ワイン樽貯蔵モルト」を選び、キーモルトとして使用されています。

山崎の伝統であるミズナラ樽貯蔵モルトと、ワイン樽貯蔵モルトが出会うことで生まれた、個性的なジャパニーズウイスキーです。

定価は、サントリー公式の希望小売価格として700mlで4,500円となっています。

サントリーウイスキー「山﨑」の歴史

山﨑が初めて誕生したのは、1984年です。

シングルモルトは、世界でも限られた好事家が嗜む酒とされていた当時、ブレンデッド主流の時代に冒険ともいえる一瓶が「山崎12年」でした。

創業者である鳥居信治郎氏の長男にして、2代目マスターブレンダーである佐治敬三氏が、「日本を代表するシングルモルトを作る」との決意からリリースされた逸品です。

1984年 シングルモルトウイスキー「山﨑12年」発売
1992年 シングルモルトウイスキー「山﨑18年」発売
1998年 シングルモルトウイスキー「山﨑25年」発売
2012年 シングルモルトウイスキー「山﨑NV」発売

山﨑蒸留所について 〜ジャパニーズウイスキー幕開けの地〜

山﨑NVは、大阪と京都の境界にある「大阪府三島郡島本町山崎」に位置する、山﨑蒸留所で生産されています。

そんな山﨑蒸留所は、1923年にサントリーの前身である「寿屋」が建設した、日本初のモルトウイスキー蒸留所として有名です。

また、山﨑蒸留所は、日本初の本格的国産ウイスキー、「白札(現在のサントリーホワイト)」を誕生させた蒸留所で、他にも「角瓶」「オールド」「山崎」など、日本を代表する様々な銘柄を誕生させたことで知られています。

霧に覆われる竹林は常に湿潤な気候に恵まれ、かつて千利休も愛したと言われるこの「山﨑」という地は、サントリーの創業者・鳥居信治郎氏が日本全国を探し回って見つけたウイスキー造りに最適な環境となっています。

シングルモルト山﨑の製法

名水地「山﨑」の地下水

山﨑は、茶人の千利休が茶室を構えた名水の地「山﨑」の良質で滑らかな地下水を仕込み水として使用しています。

原料の麦芽

麦芽には、ヘビリーピーテッドからノンピーテッドまで使用されています。

2種類の発酵槽

発酵の際は、木桶とステンレス製で2種類の発酵槽を使い分けています。また、発酵に使用する酵母も同様に、ディスティラリーズ酵母とビール酵母などで使い分けがされています。

様々なポットスチルの使い分け

蒸留時には、ストレート型やバルジ型、直火、間接など大きさや形状の異なる蒸留釜が使い分けられ、多彩な味わいを持つウイスキー原酒が製造されています。

熟成

熟成の際は、バーボン、シェリー、ミズナラ、ホッグスヘッド、新樽のパンチョンなど多種多様な樽で熟成が行われます。

山﨑NVの味をテイスティング・評価

飲み方は、ストレート・トワイスアップ・ハイボールを試しました。

山﨑NV(ノンヴィンテージ)


【色】
微かに赤い赤褐色


【香り】
酸味のあるツーンとした香りから、フローラルで華やかな香り、りんごのようなフルーティーな香りへと変化していきます。

フルーティー
6.0
フェインティ
1.0
フローラル
6.0
シリアル
2.0
ピーティー
6.0
ウッディ
3.0
ワイニィ
4.0


【味わい】
・ストレート
ビターでピーティーな酸味ある味わいから、喉越しにかけて現れるフルーティーな味わいのフィニッシュが楽しめます。

・トワイスアップ
酸味は残り、フルーティーさが薄まります。甘いバニラやシナモンのような甘酸っぱくまろやかな味わいが楽しめます。

・ハイボール
スモーキーでピーティーな味わいが楽しめます。

山﨑NV おすすめの飲み方

おすすめの飲み方は、トワイスアップです。
ストレートだと味わいの変化が激しかったので、加水してまろやかさを出すと綺麗で心地良い余韻が持続的に楽しめます。
安定してバランスの取れた味わいにハマってしまいます。

山﨑の種類、その他ラインナップをご紹介

山﨑12年

上品で繊細なテイストが特徴的な一本。
フルーティーな味わいと、幾重にも押し寄せる複雑な香味が魅力です。
日本を代表するシングルモルトウイスキーです。
定価は、サントリー公式の希望小売価格として700mlで10,000円となっています。

山﨑18年

シェリー樽で18年以上熟成させた原酒を中心に、じっくりと後熟させたフルボティタイプの一本です。
奥行きのある、圧倒的な熟成感が楽しめます。
定価は、サントリー公式の希望小売価格として700mlで32,000円となっています。

山﨑25年

樹齢25年を超える長期熟成シェリー樽原酒を厳選し、丁寧に合わせた逸品です。
年間生産本数が千数百本の限定品となっています。
高貴な木香と複雑な甘さ、伸びのある深い余韻が特徴的です。
定価は、サントリー公式の希望小売価格として700mlで160,000円となっています。

まとめ

山﨑は、山崎の伝統であるミズナラ樽貯蔵モルトと、革新的なワイン樽貯蔵モルトが出会うことで生まれた、スパイシーな味わいとフルーティーなベリー系のフレーバーが特徴的な日本を代表するシングルモルトウイスキーです。

近年の急激な需要の高まりに供給が追いついておらず、市販で出回る機会は少ない状況ではありますが、飲食店やバーで見かけた際はぜひお試しあれ!

またネットやサントリー公式の抽選販売などで購入できるチャンスもあります。
日々の晩酌を至福の時間へと変えれるウイスキーだと思いますので、ぜひご自宅に1本いかがでしょうか?

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