今回ご紹介するウイスキーは、「Four Roses(フォアローゼス)」です。
4本のバラのラベルが印象的なバーボンウイスキーとなっています。
本記事では、フォアローゼスの特徴や味わいを実際に筆者が飲んだ感想としてお伝えしていきます。
Four Roses(フォアローゼス)とは
フォアローゼズは、 4輪のバラのエピソードを持つことで有名なブランドです。
創業は、1888年。
ポール・ジョーンズ・ジュニアの商標登録により誕生したバーボンウイスキーとなっております。
1920年に始まった禁酒法時代においても、「薬用」としての生産が認められて生産が続けられていたんだとか!歴史ある一品ですね。
フォアローゼスの名前の由来~語り継がれる恋のエピソード~
Four Roses(フォアローゼス)の名前の由来が、ロマンチックなエピソードに基づいているを知っていますか??
ある舞踏会でのこと。
フォアローゼズの生みの親であるポール・ジョーンズ・ジュニアは、絶世の美女と出会います。
一目で恋に落ちたポールは、迷わずプロポーズしました。
でも、彼女は彼にこう答えたのです。
「どうか次の舞踏会までお待ちください。プロポーズをお受けするなら、薔薇のコサージュをつけてまいります。」
そして約束の舞踏会の夜、彼女は4輪の真紅の薔薇を胸に、ポールの前に現れたのでした。
愛が実った素晴らしい瞬間。
「フォアローゼズ」の名前とラベルに描かれた薔薇は、そんな素敵なエピソードがもとになっていると言われています。
フォアローゼスをテイスティング、評価してみた
飲み方は、ストレートにした後、水割りやハイボールを試してみました。
【香り】
メープルのように甘く、フローラルで華やかな香り。
【味わい】
・ストレート
洋ナシ感が漂う甘くフルーティーな味。
まろやかで心地よい。
・ハイボール
ストレートの時よりさっぱりして、フルーティーさが薄まった印象。
ウッディな味わいも楽しめる。
・水割り
ほのかに残るフルーティーさ。優しい。
おすすめの飲み方
ストレートが一番美味しかったです。
フローラルな香りと共に、フルーティーな味わいをぜひ楽しんでみてください。
商品情報
容量:700ml
アルコール度数:40%
分類:バーボンウイスキー(グレーン(穀類)、モルト(大麦麦芽))
製造元:フォアローゼズ・ディスティラリーLLC
蒸留所:フォアローゼズ蒸留所
生産地:ケンタッキー州 ローレンスバーグ
創業年:1888年
取り扱い企業:キリンビール株式会社
価格:1,000〜2,000円ほど
入手方法:
コンビニやディスカウントストア、スーパーマーケットなどで取り扱いされている店舗があります。価格立ち寄ったお店で見かけた際は、ぜひ手に取ってみてください!
フォアローゼスのその他の種類、ラインナップ
・フォアローゼス 黒 ブラックラベル
6年以上の熟成が施され、スパイシーな味わいと熟した果実香やオーク樽の香りが調和した日本限定のフォアローゼズです。
芳醇で柔らかな味わいが楽しめます。
・フォアローゼズ シングルバレル
7年以上の熟成が施され、マスターディスティラーが厳選した1種の原酒だけを一樽ずつボトリングされた1本です。
樽本来の複雑で力強いボディ感と芳醇な味わいの調和する熟成した樽の個性が楽しめます。
・フォアローゼズ プラチナ
ケンタッキー州立200周年記念として、1992年に日本限定で発売されたプレミアムバーボンです。
長期熟成原酒のみを使用した、フォアローゼズ最上級品です。