今回ご紹介するウイスキーは、松井酒造合名会社が製造する「鳥取 バーボンバレル」です。
本記事では、鳥取バーボンバレルの特徴や味わいを実際に筆者が飲んだ感想としてお伝えしていきます。
鳥取バーボンバレルとは
鳥取バーボンバレルとは、松井酒造株式会社が製造するブレンデッドウイスキーです。
発売開始は、2017年6月。
オーク材の小さな新樽を使用し、バニラや果実を連想させる甘く華やかな香りとスパイシーでフルーティーな口当たりがやみつきになるウイスキーになっています。
熟成過程において、バーボンを1回寝かせた樽を使い、ウイスキーに独特の香りをつける「バーボンバレル」と呼ばれる製法を用いられているのが特徴的です。
価格は500mlにしては少し割高の1,000~2,000円台となっています。
AEONなどのスーパーマーケットなどで取り扱いされている店舗があります。
立ち寄ったお店で見かけた際は、ぜひ手に取ってみてください!
松井酒造について
鳥取 バーボンバレルの製造を手掛ける松井酒造合名会社は、1910年に設立された酒造メーカーです。
本社は大阪府に構えおり、製造を担う工場は、鳥取県の倉吉蒸留所にあります。
倉吉蒸留所は、中国地方の最高峰でもある大山の麓に位置しており、大自然の伏流水を使用したウイスキー造りが可能です。
「暮らしよし」が語源となったと言われる倉吉。
日本海側に位置した寒暖差の大きい気候が、ウイスキーの熟成に適していると言われる地です。
本記事で紹介している鳥取バーボンバレルの他にも、「倉吉」ウイスキーが有名です。
また、松井酒造はウイスキーの他、焼酎や梅酒、スピリッツの製造も行っています。
松井酒造のボトラーズ参入について
松井酒造は、自社でのウイスキー蒸留を行っておらず、原酒を他社から購入し、自社でブレンド、割水、ボトリングして販売する、いわゆるボトラーズとしてウイスキー業界に参入した酒造メーカーです。ボトラーズとは、自社以外の蒸留所から原酒を樽ごと、またはタンク等に移し替えて購入・保管し、自社で瓶詰めして販売することです。
鳥取バーボンバレルをテイスティング、評価してみた
飲み方は、ストレート・水割り・ハイボールを試してみました。
【色】
オレンジ色
【香り】
メープルや黒蜜、バニラの甘い香り
【味】
・ストレート
舌触り良くマイルド。
スパイシーなアルコール感の後、林檎っぽいフルーティーな味わいがまろやかに透き通っていきます。
みずみずしく透明感ある喉越しが楽しめます。
・ハイボール
穀物感が増し、ビールみたいな麦っぽさを感じました。
クリアでフレッシュな爽快感があります。
・水割り
ストレートに比べてフルーティーな甘さが薄まり、穀物っぽい味わいが強くなります。
おすすめの飲み方
ストレートがおすすめです!
フルーティーな味わいをお楽しみください。
商品情報
容量:500ml
アルコール度数:43度
種類:ブレンデッドウイスキー(モルト、グレーン)
樽の種類:ホワイトオーク
製造:松井酒造合名会社
松井酒造公式URL:https://matsuiwhisky.com/item/totori-bourbon/