「シーバスリーガル12年 ミズナラ」おすすめの飲み方は?

「シーバスリーガル12年 ミズナラ」おすすめの飲み方は?

こんばんは!晩酌ブロガーのたなしょーです。
今回ご紹介するのは、「シーバスリーガル12年 ミズナラ」
初心者でも飲みやすいブレンデッドウイスキーとしておすすめの1本となっています。

シーバスリーガルは、その人気の高さと風味の華やかさから、「スコッチ界のプリンス」とも呼ばれています。

本記事では、
・家飲みで買うお酒を探している方
・晩酌メニューに悩んでいる方

に向けて、英国王室や世界のセレブから街角のバーまで、世界中100カ国に愛飲者を持つシーバスリーガルの魅力や味わい、おすすめの飲み方をご紹介します。
また、シーバスリーガルシリーズの種類、その他ラインナップについても解説します。

シーバスリーガル(Chivas Regal)とは

シーバスリーガルとは、1801年にスコットランドで設立されたシーバスブラザーズ社のフラッグシップブランドです。

名前の由来は、「シーバス」はシーバス兄弟のシーバス、「リーガル」はREGAL(王家の、堂々とした、王者らしい)を意味する2つの語からネーミングされています。

ストライアイラがキーモルトとなっており、グレンリベット・ロングモーン・ベンリアックなどのモルトウイスキーやグレーンウイスキーもブレンドされているのが特徴です。
華やかでしっかりとしたボディ感ある味わいを楽しめるが魅力です。

シーバスリーガルの歴史

シーバスリーガルは、1801年にスコットランドの北東部にある都市「アバンティーン」の街で食料品店からスタートしています。

創業したのは、「ウィリアム・エドワード」「ジョン・フォレスト」の2人。
その後、ジェームスとジョンのシーバス兄弟が経営を受け継ぎ、シーバスブラザーズ社が誕生しました。

シーバスリーガルが正式に商標登録されたのは1909年です。
初代ブレンダーが世界初の25年熟成のブレンデッドウイスキーを作り、「シーバスリーガル」として発売。

その後、アメリカへの輸出が始まり、1920年代に禁酒法が施行されるまでアメリカの代表的なウイスキーブランドとして人気を博しました。
さらに、1938年には世界で初めて「12年熟成」を表示する銘柄として「シーバスリーガル12年」が世に送り出され現在までに至ります。

2001年からは、ペルノ・リカール社の傘下となっています。

シーバスリーガル(Chivas Regal)12年 ミズナラ

12年以上熟成した原酒をブレンドした後、ミズナラの樽でマリッジして作られた日本限定の特別エディションです。

シーバスリーガルの名誉マスターブレンダーであるコリン・スコット氏が、日本のウイスキーファンへ向けてブレンドして作られた1本となっています。

芳醇でなめらかな「シーバスリーガル」のハウススタイルに、ミズナラ樽がもたらすほのかで繊細なスパイス香が、絶妙なバランスで味わえます。

価格は、700mlボトルで定価4,400円となっています。

シーバスリーガル12年 ミズナラの味わいをテイスティング、評価してみた

飲み方は、ストレート・トワイスアップ・ハイボールを試しました。

シーバスリーガル12年 ミズナラ

【色】
濃い琥珀色。薄いオレンジ。

【香り】
ウッディでナッツのような香り、ハチミツやダークチョコレートような甘い香り

フルーティ
6.0
フェインティ
4.0
フローラル
3.0
シリアル
3.0
ピーティ
1.0
ウッディ
7.0
ワイニィ
3.0

【味わい】
・ストレート
メロウでミズナラの樽感を感じることができる味わいがします。
穀物感ある甘味とオイリーで濃厚な味わいが好印象。
口当たりが広がるにつれて微かなスパイシー感も現れて、滑らかな余韻を長く楽しめるのも魅力的です。

・トワイスアップ
ストレートの味わいに比べてスパイシー感は減る分、ウッディで程よい穀物感ある甘味がより際立った印象です。物足りないけど丁度良い。気持ちよくほろ酔い気分に浸れる飲み方だと思います。

・ハイボール
ウッディ感ある味わいが残りますが、メロウな甘味はだいぶ減ります。
ハイボールはあまりおすすめしません。

シーバスリーガル12年 ミズナラ おすすめの飲み方

おすすめの飲み方はストレートです。

ミズナラ樽で熟成されたシーバスリーガルの、メロウでオイリーな味わいを1番楽しむことができる飲み方だと思います。

カカオチョコレートなどビターなおつまみとペアリングして飲むと、よりシックに味わえるのでおすすめです。

シーバスリーガル12年 ミズナラにおすすめのおつまみ

シーバスリーガル12年 ミズナラを飲む時に一押しのメニューは、「キャベツと鶏もも肉のトマト煮」です。
シーバスリーガルのスパイシーさと、トマト煮の酸味が愛まみれて絶妙なハーモニーを生み出してくれます。
キャベツと鶏もも肉のトマト煮のレシピは、下記の記事で紹介しています。

 

シーバスリーガルの種類、その他ラインナップをご紹介

シーバスリーガル(Chivas Regal) 12年

酒齢12年以上のウイスキーのみをブレンドした銘柄です。

シーバスリーガルのラインナップのなかでも代表的な1本で、ブレンデッドウイスキー全体を見ても高いシェアを有しています。

ハチミツや果物のようなフルーティーな香りとクリーミーな味わいが楽しめる名品です。

価格は、700mlボトルで定価2,200円となっています。

シーバスリーガル(Chivas Regal) 18年

1988年に名誉マスターブレンダーのコリン・スコット氏が造り出した逸品です。

18年以上熟成されたモルトやグレーン原酒を贅沢に用いて作られており、複雑で芳醇なハーモニーが心地よく味わえます。

2018年のサンフランシスコワールドスピリッツコンペティションで金賞を獲得しており、その味わいは幅広い層に高い評価を得ています。

価格は、700mlボトルで定価8,600円となっています。

シーバスリーガル(Chivas Regal) 18年 ミズナラ

18年以上の長期熟成させた原酒のなかから、厳選したモルト、グレーンウイスキーをブレンドして作られている銘柄です。

希少なミズナラ樽を使用して仕上げられたことで、シーバスリーガルのフルーティーさとほのかなスパイスの香りが調和しています。

余韻のなかに上品な甘さとスパイスの香りがあり、複雑ながらバランスのよい仕上がりが魅力の1本です。

価格は、700mlボトルで定価10,000円となっています。

シーバスリーガル(Chivas Regal) 25年

25年以上の原酒を使った、希少かつ唯一無二の最高級スコッチです。

アメリカ進出のきっかけとなった1900年代初めのシーバスリーガルの復刻版ともいえる本製品は、名誉マスターブレンダーであるコリン・スコット氏による最高傑作として現代に蘇りました。

熟成年数の若い銘柄との違いは、オレンジやピーチのフルーティーな香りや、チョコレートやバニラの濃厚な甘みが感じられる点です。
エレガントで深みのある樽香が、芳醇で贅沢な余韻を味わえます。

2013年には、サンフランシスコワールドスピリッツコンペティションで最優秀金賞を獲得するなど、世界中で高く評価されている逸品です。
価格は、700mlボトルで定価37,800円となっています。

初心者でも飲みやすい!シーバスリーガル ミズナラ樽熟成はぜひ飲んでほしい1本

いかがでしたでしょうか?
ブレンデッドウイスキーのなかでも世界的に名声を集めている「シーバスリーガル」。

手の届きやすいコストパフォーマンスに優れた銘柄からラグジュアリーさを感じられる銘柄まで、幅広い商品が展開されています。クセがあるウイスキーが苦手な方やウイスキー初心者の方にもおすすめのブランドです。

日々の晩酌を至福の時間へと変えれるウイスキーだと思いますので、ぜひご自宅に1本いかがでしょうか?

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